IPD VOICEの始まりは、今から約20年前にさかのぼります。
弊社の母体は「音楽制作会社」で企業C Mやゲーム音楽の制作時に、
“歌唱は、子どもたちの声でお願いをしたい!”とのご依頼があったことから始まります。
子どもたちへの音楽指導を日常行なっていたことから、数名の子どもたちを指導し、
収録に参加致しました。これがIPD VOICEの始まりです。
その後、私が日本語版制作の音楽演出をしていたこともあって、
子どものキャスティングのご相談が少しずつ増え今に至ります。1つの役を子どもが、
長く担当している作品は、既に4代目となりました。
“子ども声優”と、一般の方にわかり易いように表現をしておりますが、
弊社は当初から現在も「音楽制作会社」であって、
タレント育成をする“芸能/声優プロダクション”とは、少し違います。
IPD VOICEは、制作・表現者クルーたちです。
この点を保護者の方には、ご理解頂きたく思います。
さて、冒頭でお伝えしたように、数々の子どもたちの声は、
作品を楽しくさせたり、癒されたりと、
クライアントさんも表現者の子どもたちも、笑顔で元気になっていく現場を見て、
「続けて行く事で、社会に貢献ができるかも知れない」と思い始めました。
たまたま私は音楽が専門でしたが、自分がサイエンスに特化していたら、
恐らく同じことをしていたと思います。
弊社は外部のスタジオワークでプロの大人の方々と共に、声で「社会参画」をしているため、
声・音感・リズム・芝居・マナーは、確かな技術として身につけてもらっています。
私も含めて音楽演出は数名おり、講師と連携をしながら共に指導をし、
「どう表現するか」 を、レッスンなどで積み上げていきます。
一人ひとりに向き合い、 個性や成長の段階を丁寧に見極め、自立できる道を応援していく、
声の技術と共に、誰からも好かれる人間教育も行なっていく、
それが、私たちが“育てる”という言葉に込めています。
企業の方々やクリエイターの皆さまにとっては、
「作品の想いを最もまっすぐに届けられる“声のパートナー"」 でありたいと考えています。
教育としてのこの現場で培った人間性と、確かな弊社の演出力・技術力をもって、
一つひとつの作品にお役に立てられたら、とても嬉しく思います。